事業総括:大津留 榮佐久(おおつる えいさく) 

 これまでの知的クラスター創成事業の取組等により、福岡県内のシステムLSI関連企業の集積が、福岡地域、北九州学術研究都市地域を中心に、同事業開始時に比べ、5倍以上の110社に増大しました。福岡・北九州・飯塚地域をシステムLSI開発の国際拠点にするため、これまでの実績をベースに、知的クラスター創成事業(第Ⅱ期)に取り組んでいきたいと考えています。
 第Ⅱ期事業では、目標達成のために、1.戦略的研究開発の推進、2.人材育成機能の強化、3.国際展開力の強化、この3項目を戦略の柱としています。
 戦略的研究開発の推進では、自動車やロボット向けLSI開発等を中心に22テーマを実施しています。特に、車載用LSIは福岡地域に自動車関連産業の集積が著しく高まると共に、車のエレクトロニクス化が進んでおり、有望な分野として見込んでいます。人材育成機能の強化では、組込みソフトウェア技術者養成講座を開設し、北九州市の「カーエレクトロニクスセンター」とも連携し、LSI関連人材の一大供給拠点へ発展させます。国際展開力の強化については、中核機関に「国際・広域展開促進チーム」を設置し、国内外の研究機関や企業等との連携を強化し、積極的に図っていきます。